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お風呂排水が流れない原因は?対処法をトラブルのレベル別に解説

お風呂の排水

 

お風呂の排水が流れにくくなると、水が溜まって不快なだけでなく、悪臭の原因にもなります。放置すると症状が悪化し、最悪の場合は排水が完全に止まってしまうこともあるでしょう。本記事では、排水が流れない原因と、症状の段階に応じた適切な対処法を詳しく解説します。

この記事を読むための時間:3分

お風呂の排水が流れないときの主な原因

お風呂の排水が流れない原因は複数考えられるため、症状から原因を特定することが重要です。主な原因は、以下のとおりです。

 

  • 排水トラップの詰まり
  • 髪の毛やゴミの蓄積
  • 石鹸カスや皮脂汚れの付着

排水トラップの詰まり

排水トラップは、下水からの悪臭や害虫の侵入を防ぐために水を溜めておく構造になっています。徐々に水の流れが悪くなった場合、排水トラップにゴミや汚れが蓄積していることも少なくありません。

 

トラップ内部は複雑な形状をしているため、髪の毛や石鹸カスが絡まりやすく、定期的な清掃を怠ると詰まりの原因となるでしょう。とくに、封水が減少している場合は、汚れが固着しやすい状態になっている可能性があります。

髪の毛やゴミの蓄積

お風呂で最も多い詰まりの原因が髪の毛です。毎日のシャンプーで抜け落ちる髪の毛は、排水口やヘアキャッチャーに絡まり、徐々に塊となって水の通り道を塞いでしまいます。また、シャンプーボトルのキャップや小さなゴミなども、排水口に流れ込むと詰まりの原因になります。

石鹸カスや皮脂汚れの付着

石鹸やボディソープに含まれる成分は、水と反応して石鹸カスとなり、排水管の内壁に付着します。さらに、体から流れ落ちる皮脂汚れも排水管内部に蓄積し、徐々に管の内径を狭めていきます。長期間にわたって蓄積された汚れは、簡単な掃除では取り除けなくなることもあるでしょう。

まず試したい軽度の対処法

排水の流れが悪いと感じたら、自分でできる基本的な対処から始めることが重要です。軽度の詰まりに有効な対処法は、以下のとおりです。

 

  • ヘアキャッチャーの掃除
  • 排水トラップを分解して洗浄する
  • お湯を流して汚れをゆるめる

ヘアキャッチャーの掃除

排水口に設置されているヘアキャッチャーには、髪の毛やゴミが溜まりやすくなっています。まずはこの部分を取り外し、絡まった髪の毛を丁寧に取り除きます。ヘアキャッチャー自体も石鹸カスや皮脂で汚れているため、歯ブラシなどを使って細かい部分まで洗浄することが重要です。

排水トラップを分解して洗浄する

ヘアキャッチャーの掃除だけでは改善しない場合は、排水トラップを分解して内部を洗浄します。多くの排水トラップは手で回すだけで取り外せる構造になっているため、特別な工具は必要ありません。取り外したトラップ内部を確認すると、髪の毛や石鹸カスが固まって付着していることがよくあります。これらをしっかりと除去し、ブラシで洗浄することで、水の流れが回復するでしょう。

お湯を流して汚れをゆるめる

皮脂汚れや石鹸カスは、お湯によってゆるめることができます。60度程度のお湯をバケツで数回流し込むことで、付着した汚れが溶け出しやすくなります。ただし、熱湯を使用すると排水管を傷める可能性があるため、温度には十分注意しましょう。

改善しない場合の中度の対処法

基本的な掃除を行っても改善が見られない場合は、より積極的な対処が必要になります。中度の詰まりに有効な対処法は、以下のとおりです。

 

  • パイプクリーナーを使う
  • 重曹とクエン酸で洗浄する
  • ワイヤーブラシで詰まりを除去する

パイプクリーナーを使う

市販のパイプクリーナーは、排水管内部の汚れを化学的に分解する効果があります。使用する際は、製品の説明書に記載された使用量と放置時間を必ず守ることが重要です。液体タイプやジェルタイプなど、さまざまな種類がありますが、排水管の材質によっては使用できないものもあるため、必ず購入前に確認しておきましょう。

重曹とクエン酸で洗浄する

化学薬品を使いたくない場合は、重曹とクエン酸を組み合わせた自然派の洗浄方法が有効です。まず、排水口に重曹を振りかけ、その上からクエン酸をかけると、化学反応により泡が発生します。この泡が汚れを浮かせる効果があり、30分程度放置した後に水で洗い流すことで、軽度から中度の詰まりを改善できることがあります。

ワイヤーブラシで詰まりを除去する

排水管の奥に詰まりがある場合は、ワイヤーブラシを使った物理的な除去が効果的です。細長いワイヤーの先端にブラシが付いており、排水管内部に挿入して詰まりを直接取り除くことができます。ゆっくりと回転させながら押し込むことで、髪の毛の塊や固まった汚れを引き出せるでしょう。ただし、無理に力を入れすぎると排水管を傷つける可能性があるため、慎重な作業が求められます。

重度のつまりが疑われる場合の対処法

ここまでの対処法を試しても改善が見られない場合は、重度の詰まりが発生している可能性があります。この段階で取るべき対処は、以下のとおりです。

 

  • 無理に水を流さず使用を止める
  • 排水口周辺を清掃して被害拡大を防ぐ
  • 早めに業者へ相談する

無理に水を流さず使用を止める

完全に詰まっている状態で水を流し続けると、排水が逆流して浴室が水浸しになる危険性があります。症状が改善しない場合は、無理に使用を続けず、いったん使用を止めることが重要です。とくに、排水口から水が溢れそうになっている場合は、二次被害防止のためにもすぐに使用を中止しましょう。

排水口周辺を清掃して被害拡大を防ぐ

表面に溜まっている髪の毛やゴミを取り除くことで、水の流れをこれ以上悪化させない状態を保てます。詰まりの原因が完全に解消されるわけではありませんが、排水口周辺の負担を減らす効果があります。水が溜まっている場合はタオルなどで吸い取り、周囲への広がりを防ぐ対応も必要になるでしょう。

早めに業者へ相談する

重度の詰まりは、排水管の奥深くで発生していることが多く、一般的な道具や薬剤では対処が難しい状態です。無理に自分で解決しようとすると、排水管を破損させてしまうリスクも。症状が深刻な場合は、早めに専門業者へ相談することをお勧めします。

 

業者は専用の機材を使って詰まりの原因を特定し、適切な方法で解消してくれます。また、排水管の劣化や破損が原因の場合もあるため、プロの診断を受けることで根本的な解決につながるでしょう。

お風呂排水のつまりを防ぐ予防対策

詰まりのトラブルを未然に防ぐためには、日常的な予防対策が欠かせません。効果的な予防方法は、以下のとおりです。

 

  • 髪の毛をこまめに取り除く
  • 定期的に排水口を掃除する

髪の毛をこまめに取り除く

毎日のお風呂上がりに、ヘアキャッチャーに溜まった髪の毛を取り除く習慣をつけることが、最も基本的で効果的な予防策です。髪の毛は排水口に溜まると絡まりやすく、一度塊になってしまうと取り除くのが困難になります。使用後はすぐに処理することで、詰まりの原因を根本から防げるでしょう。

定期的に排水口を掃除する

週に一度程度、排水トラップを外して内部を洗浄することで、汚れの蓄積を防げます。石鹸カスや皮脂汚れは、時間が経つほど固着して取りにくくなるため、定期的な掃除が重要です。また、月に一度はパイプクリーナーを使用することで、排水管内部の汚れも予防できます。

お風呂排水が流れないときは業者に相談しよう

お風呂の排水トラブルは、軽度のうちに対処すれば自分で解決できることも多くあります。しかし、症状が進行している場合や、何度対処しても改善しない場合は、排水管の内部に深刻な問題が発生している可能性も。無理に自分で対処を続けると、かえって状況を悪化させることもあるため、早めに専門業者へ相談しましょう。

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